岡林 信康 「自由への長い旅」
クラスにはとても進歩的な奴が必ず一人や二人いるものです。彼らは 「お前、これ聴いてみな」 と言って名前さえ知らないアーティストのレコードを気前よく貸してくれるのでした。岡林もその中の一人でした。
「自由への長い旅」
いつのまにかわたしが わたしでないような
枯葉が風に舞うように 小舟がただようように
わたしがもう一度 わたしになるために
育ててくれた世界に 別れを告げて旅立つ
※信じたいために 疑い続ける
自由への長い旅をひとり 自由への長い旅を今日も
この道がどこを 通るのか知らない
知っているのは たどりつくところがあることだけ
そこがどこになるのか そこに何があるのか
わからないまま一人で 別れを告げて旅立つ
※ くり返し
高校1年、この歌とともに、この詩とともに僕の青春が幕をあけました。 そうそうこの曲、バックははっぴいえんど。そのサウンドも素晴らしい。