マスターの独り言(人生を語らず)

マスターの独り言(人生を語らず)

人生を語らず(111) マグレガーのシャツ

いろいろ行き違いがあったり、魔がさすという瞬間もあったり自分の意思とは関係ない方向に物事が進んでしまう、ということが人生には往々にしてあるんです誤解のままに関係が途絶えてしまうのはとても悲しいものですたとえ断絶するにしたってその理由は知って...
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人生を語らず(110)ぼくのじんせい

敗れざる者たち 君の血は騒いでいるか 群居せず されど孤にあらず 自分の中に毒を持て  破壊せよ、とアイラーは言った ヘタな人生論より徒然草  よく死ぬことはよく生きることだ すばては「単純」にでうまくいく ヘタな人生論より良寛の生き方 会...
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人生を語らず(109) ジョン&ヨーコ

世界は刻一刻変わっているんだぜ 昨日と同じ状況なんてありえない 明日はまた今日と違っているだろう 同じように俺自身も変わっていく 俺の変化を咎めないでくれ あなたたちの変化を咎めないように 一日一日はとても独創的なんだぜ 一人として同じ人間...
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人生を語らず(108)ショーシャンクの空に

また旅をしたいと思う なんだか今までと違う光がさすような気がするんだ 希望を持つ者にこそ希望が訪れると 『ショーシャンクの空に』 は教えてくれた 怒りや悲しみにとらわれていたら きっと希望も逃げていくんだろう 昨日までの人生を否定する必要は...
マスターの独り言(人生を語らず)

人生を語らず(107) 詩集に刺繍

あなたと僕だけのための 世界に一冊だけの詩集を作ろうと思います そしたらあなた、 装丁はあなたの役目です ブックカバーに刺繍してくださいね名前のイニシャルも忘れずに   お客さんとの会話の中で刺繍の話しが出たとき、咄嗟に思い浮かびました。単...
マスターの独り言(人生を語らず)

人生を語らず(106)インスタントラーメン

麺はコシが命です。特にインスタントラーメンは茹ですぎたら完全にアウトです。学生の頃、インスタントラーメンは嫌いだという友人に作ってあげたところ、大絶賛されました。以来、インスタントラーメン作りには少しばかり自信を持っているのですが、こんなこ...
マスターの独り言(人生を語らず)

人生を語らず(105) すきま風

君とのあいだにすきま風が吹くようになったのはいつからだろうあの夏をさかいにしだいに距離があいていくのを僕は感じていたよあの夏何があったのか僕にはわからないでも君にとっては重要なことだったのだろうさっぱり姿を見せなくなった君のこと風の便りに聞...
マスターの独り言(人生を語らず)

人生を語らず(104) 詩について

何かとり憑かれたように下手な詩を書く今日この頃です。詩に関心を持ち始めたのは、小学校の5、6年生の頃からだと思います。高校生の頃は必ず1、2冊詩集を携えていましたので意外に年季は古いのです。といって別段、文学かぶれのインテリなんかではありま...
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人生を語らず(103) 幸福のレシピ

「ジメジメしてやだなあ、洗濯物も外に干せないし」 と君が言う 僕は雨が好きなので梅雨の季節嫌いじゃないんだ「あなたホントはネクラなのね」 と君が言う いや、きっと怠惰なだけなんだ 雨降りは仕事休んでもいいかなって「雨と関係ないお仕事じゃない...
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人生を語らず(102) 謝 罪

あなたたちをどれだけ傷つけてきたことだろういくら謝っても許されはしないだろうが償いの方法が僕にはわからないんだじっと息を殺していればいいのかい二度とあなたたちの前に現れなければいいのかい後悔と罪悪感が渦巻いて今夜もたぶん眠れない同じ過ちを何...