人生を語らず(128) とまどい マスターの独り言(人生を語らず) 2013.07.23 それはほんの一瞬だったのだろうけど 僕にはとても長く感じられた あのとき確かに僕たちは 目と目を合わせたまま身動きひとつせずにいた 先に目をそらしたのは僕だった でもそれは僕の愛情が足りないからじゃない 予期しないことにすっかりとまどってしまったのだ